ノンクラスプ
デンチャー
ノンクラスプデンチャーとは?
一般的な保険適用の入れ歯は、入れ歯を支えるための「金属のバネ」を使用しています。この「金属のバネ」が入れ歯を目立たせてしまう原因です。
ノンクラスプデンチャーとは「金属のバネがない」入れ歯の総称を言います。金属のバネの代わりに歯ぐきの色に似た樹脂素材を使用しているため見た目が自然に仕上がります。素材も柔軟性があるため装着感がよく適合性に優れています。
柔軟性、適合性が高くフィット感がよいため、少数歯が欠損されていて初めて入れ歯を作られる方や従来の入れ歯に違和感を感じている方に最適です。
治療のポイント
目立たない
クラスプという金属のバネがなく、歯ぐきの色に似た樹脂素材を使用しているため、人から見える位置に入れ歯を装着しても目立ちにくいです。
装着感向上
従来の保険適用の入れ歯と違い、柔軟性があり床の部分が薄く作れるため装着感が向上します。
よく噛める
固定する部分と床が一体のため、適合性に優れ、入れ歯が安定してよく咬むことができます。
比較的安価
自費治療の入れ歯ですが他の種類の入れ歯(テレスコープシステム、金属床の入れ歯など)より費用が比較的安価です。
治療の流れ
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STEP
1
相談
患者様のご要望をお聞きします。
悩みや不安な点をすべてをお聞きすることで、最適な治療法をご提案できます。問診及びカウンセリングを行いますので問診ではわかる範囲でお答えください。 -
STEP
2
精密検査
診断に必要な項目を検査します。(口腔内写真、レントゲン、型取りなど)
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STEP
3
診断説明
検査の結果及びご相談内容をもとに、患者様の現状、問題点、改善すべき点を診断し、今後の治療方法及び料金についてご説明します。
その後、治療開始の意思確認を行いご了承いただければ治療を開始します。
疑問や不安に思うことがありましたら、何でもお気軽にご相談ください。 -
STEP
4
治療開始
虫歯や歯周病がある場合は、まずその治療を行います。
口内の型を採って入れ歯の原型(咬合床)を製作します。
製作した咬合床を取り付け、口内状況を確認しながら咬合床を調整し嚙み合わせの位置を決定します。 -
STEP
5
入れ歯作成・調整
検査・診断結果から歯科技工所にて患者様に合わせた入れ歯を作製します。
入れ歯が完成したら実際に装着し、入れ歯を支える歯ぐきの状態、入れ歯のガタつきの有無、嚙み合わせなど口内状況を細かく確認し最終調整を行います。 -
STEP
6
メンテナンス
治療後も入れ歯を長持ちさせるためには、定期的なメインテナンスが欠かせません。歯磨き指導や食生活のアドバイス、適切な入れ歯のお手入れ方法を詳しくお伝えします。また、定期的な来院によるメインテナンスをお勧めします。
ノンクラスプデンチャーの種類
歯科医院によって取り扱っている種類が異なります。
- ●フレキシブルデンチャー
- ●スマートデンチャー
- ●デュラフレックス
- ●エステショットブライト
- ●スーパーソフト
- ●クリアウィング
- ●ジルコニアレスト
- ●スマイルデンチャー
料金
- ノンクラスプデンチャー
- 110,000~220,000円
※価格は全て税抜き